■ここではよしもと新喜劇の本格的ヒーローコントのバラエティヒーローを取り上げます。
※大阪ローカル番組。若手芸人によるヒーローもの新喜劇。
●フーファミリー
・必殺技＝必殺HG人文字家族フー!
地獄団によって改造された平凡(?)な一家。HG帽子とHGスーツを装備してHGファミリーに変身する。
●ミスター・フー / 正樹(住谷正樹)
TBS『爆笑問題のバク天!』で有名になったコスプレ系ヒーロー“ハードゲイ(レイザーラモンHG)”とキャラは同一。
悪の秘密結社《地獄団》によってサイボーグにされたフーファミリーのリーダー。
HG帽子とHGグラサンが無ければ無力になるのが最大の弱点。
●ショウジ・フー / しょうじ(なかやまきんに君)
フーファミリーのひとり。ミスター・フーの息子で、マッチョマン。
●レディー・フー / 恵美(国崎恵美)
フーファミリーの紅一点で、ミスター・フーの奥さん。
▼地獄団・須知軍曹(須知裕雅)
地獄団のボス。世界征服をしたがっている。
毎回フーファミリーによって懲らしめられ、トランクの中に詰められてしまうのがオチ。
▼地獄団幹部(前田由梨, 島田珠代)
ミスター、軍曹と同期の13期生の中で一番の出世頭。フーファミリーに対抗し、大量のスモークと共に変身した。
変身後を珠代さんが演じる。さすがのミスターフーもハイテンションに圧倒されていたが、壁に叩きつけるお馴染みのギャグの後、軍曹と同じくバックに詰められ、コンビ“ダブルバッグ”として即興漫才をやった後満足して帰っていった。
▼地獄団新聞部・出渕(出渕誠)
HGの相方が扮する須知軍曹の手下。芸能リポーターに変身して暴露攻撃する。
▼地獄団新聞部の正体(井上公造)
スモークとともに現れた地獄団新聞部の真の姿。必殺の“イニシャルトーク攻撃”でフーファミリーを苦しめた。
ちなみに演者は本物の芸能記者。
▼地獄団演劇部(島木譲二)
地獄団演劇部に所属する最強の刺客。
▼偽フーファミリー
偽HGスーツを身にまとって、本物フーファミリーに罪をなすりつけるトリオ。
▼真レディー・フー(KABA.ちゃん)
偽レディー・フーの正体でニューハーフ。(秘)ゲストキャラ。
さすがのミスター・フーもタジタジで、嫌がるミスター・フーにキスした。
▼ギター町人(出渕誠)
ギター侍のパロディキャラ。HGに対する僻み歌を歌っていた。
▼地獄団最後の刺客(キダ・タロー)
ギター町人の真の姿である地獄団最後の刺客。指揮棒を使いフーファミリーを苦戦させた。
しかしフーファミリーが流した円広志氏の曲『夢想歌』を聞いて逃げだした。
▼地獄団総統(トミーズ健)
地獄団の大ボス。出る直前はNSC(吉本の養成学校)第1期生ということで出演者全員ビビっていたが、
正体がわかってみんな態度を豹変させていた。
●ミスターフーの父(なかやまきんに君)
しょうじにそっくりな正樹の父親。1985年、地獄団の地下牢に囚われていたが脱走した。
地獄団の掟に従って正樹が処刑を言い渡されたが、恵美の説得と地獄団への忠誠に揺れる正樹が腰を振ることで正義の心が目覚め、3人で脱走した。その後正樹はミスターフー、恵美はレディフーとなったが父親は死亡、しかし二人の間にしょうじが生まれた。
▼チャッキー(前田由梨)
第2部のコントコーナーに登場した映画『チャイルド・プレイ』のパロディ。さすがのハードゲイも苦戦した怪人。
HG人気に妬むレイザーラモン住谷さんの相方の出渕さんが送り込んだ。
※『新喜劇フー!!』のDVD版。主要キャラはTVシリーズとほぼ同じ。
●瀬古井しょうじ / ショウジ・フー(なかやまきんに君)
住谷夫妻が訪れていた南の島に現れた、自称戦後60年たって終戦を知った日本兵とフィリピン人の間のハーフ。
名前のとおり非常にせこい。実は須知軍曹がミスター・フーを抹殺するため送り込んだ人間兵器がその正体。
あらゆる記憶を消されている。鎖状の帽子をかぶると力が1.25倍になるが、同時にバカになる。
戦闘中ミスター・フーの生き別れの弟であることが判明し、ミスターの腰振りを見て洗脳が解け、正義に加わった。
テレビ放映版では住谷夫妻の息子になっている。
▼ジョッカー(不明)
須知軍曹の号令で登場した地獄団の戦闘員。『仮面ライダー』の旧2号期の戦闘員のパロディ。
『みなさんのおかげです』の仮面ノリダーの同名組織とは無関係だと思われる。
住谷夫妻を取り囲むがミスター・フーとレディ・フーに変身されてしまい、ミスター・フーの腰振りで弾丸を弾き返され全滅した。
ちなみにテレビ版オープニングでもでも同様の戦闘員が老人を襲うが、フーファミリーに全滅させられる。
情報提供 : 流杜雄さん, JIROさん, ブベンボーさん, 大崎千尋さん